代表者紹介

メッセージ

~このページをご覧下さっているあなたへ~

西松建設時代は土木技術者として100億円クラスの大規模工事から1億円クラスの小規模工事と、様々な現場に従事しました。そのなかで、●万事うまくいく現場●まったくうまくいかない現場を経験してきました。

うまくいかない現場というのは結果として●利益の流出●人材の流出が生じていました。私個人の話をいえば現場で倒れたことがありますし、頭痛が1ヶ月続いたこともありますし、ある期間だけ血圧が一気に50も上昇したこともあります。また仲間が現場に来なくなったこともありました。病気になって退職した上司もいました。不祥事でいなくなった社員もいました。大事故を起こした現場もありました。数十億の赤字を出した現場もありました。

いろいろな現場でいろんなことが起きていました。それらは、工事の種類や規模にはあまり関係がなかったと思います。特別難しい技術を使っていたわけでもありませんでした。

では何に関係あるのか?
当時私は、建設現場で起こっているトラブルのほとんどがコミュニケーションのまずさ、つまり「人」が引き起こしていると感じていました。また、今から振り返ると、コミュニケーションのまずさに加えて、その人の「考え方」や「心構え」の未熟さも、それらを引起こしていた原因だったと確信できるようになりました。

会社勤めを終えようとしていた頃、感じていた「コミュニケーションの不具合」について徹底的に研究しました。今でも最低、月間30冊程度のビジネス書(これで2ヶ月分の読書量です)、やいろんな本、ビジネス雑誌に目を通し、またその他の媒体や教材を使って、情報収集にあたっています。それらに目を通すうち、各種の不具合はコミュニケーション理論を含む心理学や、大脳研究の世界ではすでに証明されていることによく当てはまることがわかってきました。

一般的に日本のビジネスマンはコミュニケーション能力が低いといわれています。とくに、技術者は技術さえわかっていればよいという風潮もあり、企業として、具体的なコミュニケーションのとり方に関する教育は全くなされていないのが現状です。また、大企業に勤めていた私の周りにも、個人的にそのような勉強をしている人はまったくいませんでした。また、技術などの知識以前に、持ち合わせておかなければならない、ビジネスマンとしての原理原則(心構え、考え方)なども会社では習ったことがありませんし、口にしている先輩に会うこともできませんでした。

つまり、もし知っていれば飛躍的にあらゆる実力や問題解決力、対人関係能力、交渉力を伸ばせるのに、知らないまま人生を終えている人がほとんどだといわざるを得ません。(そういう私も例外ではなく、勉強といえば専門書の読破や技術資格取得に励む(使用してきた教材の一部)日々であり、コミュニケーションや原理原則について深く学ぶことを考えたことはありませんでした。)そのようなコミュニケーション能力の低さが、組織のマネジメントにしばしば問題を起こしていると思うのです。

この時代に、少なくとも利益の流出は最小限にしなければなりません。すなわち「人」が引き起こすトラブルをいかにして抑制するかが重要だと思います。建設業界ではこういった一見、利益に結びつかない改善にはメスを入れていませんし、それが重要であるという認識もほとんどないと思います。しかし、実は現場や設計そのものだけを見ていては建設会社は生き残れないと思うのです。また、建設にかかわるさまざまな企業の不祥事が世間を騒がせています。これらも、人としての倫理、モラルをないがしろにしてきたツケではないかと感じています。私が日々収集している情報や知識は、全世界からみればごくわずかなものだと思います。

しかし、いろんな知識を知れば知るほど、以前の私が、建設の技術者として専門技術の修得にのみ必死になっていた頃を思い起こしますと、やはり、企業人として、人間としてそれのみの修得では不十分だったと認めざるを得ないのが現実です。これらの考えから、建設業にかかわる企業に対し、様々な支援を行うことが今後自分に与えられた仕事ではないかと感じるようになりました。

また、自分が身に付けてきた技術的な知識を、建設会社や建設コンサル、役所で頑張っている技術屋さんに利用してもらうために、技術研修の実施や、資格試験へ積極的に挑戦する人の支援も行っています。特にゼネコンや、コンサルの人は資格試験にチャレンジしようとしても、忙し過ぎてろくに勉強する時間を取れません。ですからどうすれば効率的に合格できるのかをアドバイスしたり、そのためのツール(テキストや解説DVD)を提供したりしています。資格に関してはとにかく合格することが最も重要なことですから、「じっくり勉強する」という観点ではなく「いかにして短時間で合格するか」に焦点をあてています。

私のライフワークは以下の内容となります。
1.建設業にかかわる人の技術・知識面でのレベルアップの支援
2.建設業にかかわる企業の組織力のレベルアップの支援
3.建設業にかかわる人たちが自分の人生をよりよく生きるための支援
4.建設業にかかわる人の独立支援

私が建設の現場で蓄積した技術・知識、独立後に収集し続けている情報や知識、また組織マネジメントに必要なこと、そういったことをお伝えして、成果を上げていただくのが私の使命だと考えています。顧客の皆様には1.~4.ともに、私が持ちうるネットワークや知識による、ノウハウの全てを出し惜しみなく提供します。

あなたがもし経営者でしたら、以下の話をまっさらな気持ちで読んでいただきたいと思います。組織の能力は個々の能力と組織のトップの意識の持ち方で決まります。能力と方針の両方がそろって、はじめて良い組織が生まれます。技術研修、資格研修の実施は、個々の技術レベル向上が目的です。しかしあなたが経営者であればもっともっと重要な目的があることを知っていただきたいと思います。

「入札に必要な最小限の資格だけ取りゃいいんだよ」このようにおっしゃる経営者が非常に多いのですが、あなたはどうでしょうか。はっきり申し上げてこのようなお考えはよくありません。なぜなら、社員は「入札のために資格をとるのだ」と考え始めるからです。社員教育や社員研修は経営者の姿勢を社員に伝える意味合いがあります。資格をとることだけが目的ではありません。会社として、経営者として、技術に対する姿勢、社員への期待の気持ちを表すことが非常に重要なのです。

技術研修、資格研修の効果はそこにあります。経営者が発したメッセージを社員が受け、行動に変化を起こすことなのです。効果のでない研修は「時間の浪費」「お金の浪費」との考えから、「わかりやすく、すぐ使える」内容を厳選して提供することを当社ではモットーとしています。当社とお付き合いいただければ、会社や個人が生まれ変わるほどのインパクトを与えられることをお約束します。これは当社の研修や講習の受講者アンケートの結果で証明されています。

もし、ご興味をもたれましたら、ご連絡ください。

株式会社ランパス
代表取締役 東 和博

プロフィール

経歴

大阪大学工学部土木工学科卒
大阪大学大学院工学研究科土木工学専攻修了
西松建設株式会社に10年間勤務後独立
建設業研修教育・コンサルティング会社ランパス設立

保有資格

 技術士(建設部門)
 一級土木施工管理技士
 一級造園施工管理技士
 コンクリート主任技士
 VEリーダー 

著書の紹介

技術士第二次試験(建設部門)受験対策テキスト(弘文社)

具体的な学習方法をステップごとにわかりやすく解説!
最短合格に必要なノウハウがこの1冊に!
「合格のために何をすべきか」の指南書。

よくわかる 技術士 第二次試験 建設部門 必須科目対策 過去問解説&重要キーワード100選(弘文社)

この1冊で必須科目択一試験はバッチリ合格。
過去5年分(平成25年~29年)の試験問題を徹底解説。
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わかりやすいコンクリート技士(弘文社)

テキストと問題で構成されています。
過去5年間の出題傾向を分析し、合格するために必要かつ最小限の内容にまで絞り込んでいます。
したがって、過去の出題分野すべては網羅していません。
じっくり、すべての出題分野を勉強したい方には正直言って満足してもらえない内容でしょう。
ただ、難解な分野をそぎ落とし、出題頻度の高い簡単な分野を短時間で勉強して合格したい方にはおすすめの1冊に仕上がっています。

技術士第一次試験 「基礎・適性」科目必須問題130問(日刊工業新聞社)

テキストと予想問題から構成されています。
試験に不要な難しい内容は徹底的に排除しました。
頻出分野、出題の可能性が高い項目を徹底して解説しています。
これ1冊をやりこめば、70点は十分獲得できるでしょう。

人材育成のランパス

株式会社ランパス 
〒565-0874 大阪府吹田市古江台3-5-2-903 
TEL.06-7501-6336/FAX.06-7501-6967

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